2007年11月20日

アスベストと同レベルの価格と耐熱性を持ち安全性の高い製品は…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000091-jij-soci

ニチアスの耐火性能偽装問題についてのニュースであるが、
事の次第はつまる所アスベストの代替品が確立していない
事に起因しているような気がしてならない。

以下は私個人の意見であり、あくまで素人判断の域を出ないが、

私も昭和50年代にアスベストを扱う会社に勤務していた経緯
があり、当時は有害性についての認識が、はっきりと確立され
ておらず、うやむやのうちに粉塵を大量に吸い込んでいた一人
である。(取り扱い製品の約20%がアスベストの加工品)

昭和50年代も後半になって、アスベストの代替品?と言うか、
ノンアス製品なる物が出現した。

これは、見た目はアスベストとなんら変わる所がなく、素人目
にはどちらが?と判断しかねるほどの物である。
ただ、性能的には天然鉱物であるアスベストには敵わず、特に
耐熱性、耐摩耗性は、かなり劣っていたような気がする。

これだけは、加工・販売していた本人が言うのであるから間違
いはないと思う。

性能もさる事ながら、値段も約2倍である。従ってあまり売れ
なかったと記憶している。(まあ有害性はあるものの、禁止さ
れてはいないのだから、従来の物で…)と言った空気が業界に
蔓延していたのは事実である!

当時は高度成長期からバブル期へと日本が登り坂を駆け上が
って行く途上であり、イケイケ!ムードの中、

「もうじき禁止になってこの製品(アスベスト)は買えなくな
 りますよ!以後はコスト高の代替品になります!」

こんな売り文句が飛び交う中、アスベスト製品は売れに売れた!

そろそろ本格的に「空中に飛散した石綿繊維を肺に吸入すると
約20年から40年の潜伏期間を経た後に肺がんや中皮腫の病
気を引き起こす確率が高い!」との事実が指摘されだした!
のにである。

私は会社にアスベスト製品取り扱い中止を具申した事もあった
が、「お客さんが欲しがる物をなぜ売らぬ!!」の一言で一蹴
されてしまう有様である。

この時メーカーは何をしていたのであろう?
在庫を一掃する事に懸命だったのであろうか?

もう20年以上も前の話である。
20年と言えば、ふた昔である。未だ、低コスト・高性能な代
替品は開発されていないのであろうか?・・・・・

私事であるが、
アスベストと係った時期から20年以上がたつが、幸いな事に
今はまだ健康に不穏な兆候は現れていない。
ただ、後20年先はどうなっている事やら…
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fap2007 at 05:08 │clip!
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